柳窪旧集落特別見学会に行ってきました!
4月29日(金)に、柳窪旧集落特別見学会が開催されました!
武蔵野の面影を今に伝える柳窪の伝統的な民家集落
を見学できる貴重な機会とあって、
多くの方が参加されました。
参加者は、いくつかのグループに分かれて、柳窪の屋敷やその周りの屋敷林を見学しました。
各グループに「NPO法人 東久留米の水と景観を守る会」メンバーがついて
丁寧に説明をしてくださいます。
集落に一歩足を踏み入れると、大径木が立ち並びます。
東久留米市内の保存樹林のなんと4割が、この柳窪地区にあるそうです。
この日は非常に風の強い日でしたが、こうした屋敷林のおかげか
見学中に強風を感じることはほとんどありませんでした。
ここ柳窪集落には、江戸末期から明治初期の大型民家と、
明治中期~昭和初期の中規模の伝統的民家が残っています。
養蚕を手掛けていた面影が残るお宅や、白壁の土蔵などの付属小屋群が残されているお宅も多く
当時の様子を感じさせます。
国の登録有形文化財に登録されている「顧想園」は茅葺き屋根が残されていました。
貴重な光景に参加者は、驚いたり感心したり、
あっという間の2時間でした。
なお今回見学させて頂いた住宅のうち、
国の登録有形文化財に指定されている「顧想園」では
春の特別見学会が実施されます。
ご興味のある方は、以下の東久留米市のホームページをご覧ください。
村野家住宅特別見学会について(東久留米市ホームページ)
http://www.city.higashikurume.lg.jp/eventinfo/moyooshi/1006051/1006121.html